症例紹介

S状結腸癌の内視鏡症例(65歳男性 D様)

local_offer内視鏡診断症例

65歳の男性です。

2ヶ月前から下痢と便秘を繰り返し、体重が5キロ減少したため来院しています。

病歴から大腸癌を強く疑い、大腸内視鏡検査を行いました。

S状結腸に全周性の周堤が崩れた腫瘍性病変があり、それ以上口側へ内視鏡が通過しないほど狭窄していました。(内視鏡写真)

S状結腸癌による閉塞性大腸炎になりかかっていたため、緊急入院となりました。

一般的には大腸癌は便秘と血便が主な症状と思われていますが、下痢も大腸癌の主な症状です。

ウイルス性腸炎による下痢であれば、通常は1週間以内に治癒します。

1週間以上続く下痢があるときは自己判断されずに医療機関を受診しましょう。

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