症例紹介

右頬の粉瘤治療症例(56歳男性 n様)

local_offer粉瘤治療症例

56歳の男性です。

10年前から右頬にしこりができ、徐々に増大していました。

来院時に超母指頭大まで増大した皮下腫瘍を認めました。

超音波検査で典型的な粉瘤と診断しました。

くり抜き法でやると皮膚があまって術後の傷跡が変形してしまうため、紡錘形切開で腫瘍を被膜ごと一括切除する方針としました。

超音波下で粉瘤全体を液性剥離しました。

 

抗血小板剤を内服していましたが、液性剥離を行うことで出血なく一括で腫瘍切除ができました。耳下腺損傷、顔面神経損傷などのトラブルもありませんでした。

割面でも粉瘤であることを確認しました。

術後1ヶ月で完全に治癒しました。この傷跡も半年たてばわからなくなると思われます。

 

術前 術中 術中1 術中2 摘出後 摘出物 摘出物割面 術後2週間 術後2週間 抜糸後 術後1ヶ月

 

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